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買い物を続けるこんにちは。
ゆいみーるのブログを見つけてくださってありがとうございます。
いつもの食卓を沖縄料理で少しだけ特別に…
通販サイト、ゆいみーるです。
今日はジューシーのお話を。
ジューシーは沖縄の炊き込みご飯です。
発音は、みずみずしいことを表す「ジューシー」とは違って、
ジュー(→)シー(→)です。
ジューシーのことは知ってるけど、そこまで詳しくは知らないけど、美味しいよねー。
という方多いのでは。
ジューシーへの探究心がふつふつと湧いてきたので調べてみました。
やっぱり面白い〜。
ジューシーは沖縄の郷土料理のひとつ。
具材は、海藻と豚肉が入っていればあとは自由。
という自然体な感じが沖縄らしい、郷土料理です。
実店舗では、季節ごとに新潟らしく枝豆入れたり、
実店舗スタッフのまかないはアレンジがすごくて
こんなのも。
わさびと生卵。
本当に美味しくてたまりません。
これはちょっと行き過ぎかもしれませんが、
ご家庭やお店によって具材が様々なの、楽しいですね。
まず基本情報から。
ジューシーは2種類あります。
一般的によく食べられているジューシーは、本土の炊き込みご飯のように硬めに炊かれてたもので、【クファジューシー 】(硬い)と言います。
そしてもう一つは、おじやのように雑炊として作ったジューシーを【ボロボロジューシー】や【ヤファラジューシー】(柔らかい)と呼んでいます。
行事ごとには、硬いジューシー。
普段食べるのは、柔らかいジューシー。
使い分けがあるんですね。
今はほとんど普段から硬いクファジューシーなのではないかと思います。
クファジューシーは、行事によって具材を変えていたし、
ヤファジューシーも、よもぎやサツマイモの葉などを入れて、
色々なジューシーが存在するそうです。
クファジューシーの具材にもそれぞれ意味があったようなので、それも深掘りしていくと面白ろそうです。
ジューシーの名前の由来を。
【ジューシー】
かなり独特な言い方なのですが、
『雑炊』からきていて、『ぞうすい』がなまってジューシーになった。
という説と、
ジューシーがあまりに水っぽくてジュースみたい、ということで、ジューシーになった。
という説とあるそうです。
ジューシーは、主に沖縄の行事ごとに必ず登場します。
特にお盆の初日。
沖縄では「ウンケー」と言います。
ご先祖様を迎える時に出すのが、『ウンケージューシー 』。
このウンケージューシーには、本当かどうかはわからないけれど、ウンケーにジューシーを作るきっかけになる、伝えられてきたお話があるそうです。
夫と息子を亡くした妻のお話。
悲しみに明け暮れた妻が、亡くなった夫と息子がくるお盆の初日、何も準備せずに迎えたそうです。
あまりの悲しみにそれどころじゃない。
妻に会いに来た夫と息子は大変残念がって帰って行った。
それを見かねた神様が、妻に「どうしてお盆の準備をしないのか」と聞いたところ、「悲しくて精進料理など手間がかかることはとってもできない」と言ったそうです。
それに納得した神様は、それであれば手間がかからないジューシーを出してあげるようにアドバイスしたそうです。
それを聞いた妻が、早速ジューシーを作ったところ、夫と息子は大変喜んだそうです。
そこから、お盆の一日目のウンケーには、必ずジューシーを出すようになった。
という伝え話です。
昆布や豚肉と野菜の出汁がしっかりきいたジューシー。
懐かしい気持ちになる素敵な炊き込みご飯です。
美味しいので、沖縄へ行った時には食べてみてください。
硬さや味、具材も色々なので、たくさん食べ比べてみてほしいです。
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ゆいみーるでした!