東洋のチーズ、豆腐よう

こんにちは。

ゆいみーるのブログを見つけてくださってありがとうございます。

いつもの食卓を沖縄料理で少しだけ特別に…

通販サイト、ゆいみーるです。

 

沖縄の珍味【豆腐よう】

豆腐ようは、島豆腐を泡盛や麹で長時間発酵させて作った、

ちょとクセのある発酵食品です。

 

 

 

東洋のチーズってどんな味?

 

なかなか表現が難しいのですが、ゆいみーるでお取り扱いさせていただいているうりずん社のHPでは

『ウニのような濃厚な風味、熟成したチーズのようなまったりとした味わい』

と表現しています。

ただものではない感じがする表現ですよね。

他にも、ウニとチーズに塩をプラスしたような、塩辛い濃厚な味、などという言い方をしてる所などもあります。

辛みは一切なく、豆腐の塩辛と言われることもあるそうで、

イカの塩辛のような塩気です。

 

泡盛に最高に合うおつまみとして居酒屋などでは紹介されることが多いのですが、

もちろん色んなお酒にも抜群に合います。

その他に隠し味に使ったり、調味料のようにして使ったり色々なバリエーションがあります。

私はあまりお酒は飲みませんが、大好き。

クラッカーにちょこっとつけて食べるのが好きです。

 

豆腐ようの歴史

沖縄が琉球王朝だった頃、中国(当時は明朝)の「腐乳」が元になっていると伝えられています。

腐乳は、豆腐を麹につけて塩水のなかで発酵させた、別名「豆腐乳(ドウフールー)」と言われているもの。

こちらはお酒は一切使われていません。

これが、琉球(沖縄)に渡って独自の変化を繰り返して誕生したのが【豆腐よう】です。

当時は高級品。

豆腐も手に入らなければ、泡盛や紅麹が全て揃うことは、庶民の中ではほとんどない、貴族の中だけで楽しまれている、手の届かない贅沢な料理でした。

庶民にとっては贅沢品だったため、どのように作られているのか、何を使って作られているのか、実はあまり知られていませんでした。

それが数十年前、琉球大学の研究によって製造過程や食材が分かり、今や誰でも作れていつでも食べることのできる、沖縄を代表する豆腐料理になったそうです。

気温の高い沖縄で、長期間保存のきく食品としても貴重な存在だったのも、現在まで伝承されてきた理由かもしれませんね。

 

私の知ってる豆腐ようと色が違う?!

一般的に広まっている豆腐ようは色鮮やかな真っ赤。

これは麹に紅麹を使用していて、発酵する過程で使用する麹の種類によって仕上がりの色が変わってきます。

ゆいみーるでお取り扱いさせていただいている『うりずん』の豆腐ようは紅麹と米麹を使っているそうです。

なので少し淡い色み。

どれが正解とか、どっちが美味しいとかではなくて、ご自身のお好みの豆腐ようが見つかるといいですね。

 

 

豆腐ようぬちぐすい。

ぬちぐすいとは。直訳は命の薬。沖縄で息づいてきた言葉で、沖縄の料理を美味しいだけでなく体も元気になれて心まで温かくなることを表した言葉。

最高の滋養食として崇められていた豆腐よう。

まだまだ塩気は強いですが、中国から伝わってきた腐乳は、塩辛くて、更に唐辛子まで入っているのでとてもそのままでは食べられないそうです。

これを泡盛を使って発酵させることで塩気を極限まで落としたのが今の豆腐ようなのだそうです。

病後の滋養によく食されていて、お粥などにまぜて食べられていたようです。

また、タンパク質が多いので胃壁の保護作用、コレステロール合成阻害効果など、命のおくすり沖縄料理の一つとして、安心して食べていただけます。

 

食べ方だけ気をつけよう

安心して食べていただけることは間違いないのですが、本当にチーズのように一切れパクッと食べるのはおすすめしません。

塩気を極限まで落としたとはいえ、一気に食べるにはかなり塩気が強いです。

爪楊枝や箸の先にちょっとだけつけて食べるところからはじめてください。

一気にたくさん食べるものではないので、そこだけ注意していただければ、と思います。

 

また後日、アレンジレシピなどをご紹介したいと思います!!

お楽しみに⭐︎

 

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